MOVIE
PROCESS
Point.01
カウンセリング
まず、お客様のサーフィンスタイルを共有することからはじまります。体型はもちろんのこと過去の怪我や故障部位、今までどんなウェットスーツを着ていたか、ウェットスーツに求めるものや、ライディングの悩みなど、あらゆることをお伺いいたします。あなたにとっての‘サーフィン’を追求した最高な一着を製造するために、大切な時間です。
Point.02
世界に一つだけのデザイン
TERUAKI KANAIブランドには既存のデザインはありません。カウンセリングの内容を元にデザインを描き、生地・色などのすべてを厳選致します。欲しい機能を盛り込んだオンリーワンのウェットスーツをご提案いたします。
Point.03
骨格・筋肉まで見抜いた採寸
人の身体は左右非対称であり、筋肉の付き方も人それぞれ異なるため、精密な採寸をします。またサーファーだからこそ分かるライディングの癖やスタイルを考慮し、型紙制作に反映させます。
Point.04
Neoprene(ウェットスーツ生地)を知り尽くした職人
伸縮性・クッション性・撥水性・保温性に富んだ、軽量な高機能素材(ネオプレーン)を知り尽くしたTERUAKI KANAIが、身体の特性に合わせてウェットスーツの部位に適した生地を使用します。また裁断時には微調整をし、ストレスフリーを実現させます。
Point.05
完全手作業
大量生産と違い、職人のこだわった手作業は細部にわたり各部位が補強されるだけでなく、メンテナンスを可能にした作りとなっています。また最後の工程ではご試着いただき、微調整が必要な場合は手直しいたします。
Point.06
想いを永遠に
想いがこもったウェットスーツが、常におろしたての着心地を持続するようメンテナンスは無料で行っています。全行程を手掛けたTERUKAKI KANAIが請け負い、『想い』に安心と信頼を添えお届けいたします。
PROMISE
TERUAKI KANAIブランドの商品クオリティーは、
『一生涯着れることのできるウェットスーツ』
を目指しています。
一人ひとり体型やサーフィンスタイルが異なるように、
ウェットスーツにもそれぞれのDNAを吹き込みます。
その製造過程は、お客様の想いと共に作業が進められ、
ウェットスーツを通して自身の豊かな
サーフィンライフの実現をサポートします。
EPISODE 1
30代、ライフスタイルサーファー
TERUAKI KANAIブランドの商品クオリティーは、『一生涯着れることのできるウェットスーツ』を目指しています。一人ひとり体型やサーフィンスタイルが異なるように、ウェットスーツにもそれぞれのDNAを吹き込みます。その製造過程は、お客様の想いと共に作業が進められ、ウェットスーツを通して自身の豊かなサーフィンライフの実現をサポートします。
EPISODE 1
30代、ライフスタイルサーファー
長くサーフィンしていると、サーフィンでしか満たされない欲求が存在する。心も豊かに、身体は健康になる。女性で言うところの、買い物やファッションなど。彼氏・旦那さんでも満たすことのできない領域。それと同じように自分の中にサーフィンという領域がある。
ライフスタイルの根幹にあり、欲求を満たすサーフィン。それは人生の問に対し道を示す場所であり、日々の生活に理念が落とし込まれていく。
従来の「フルオーダー」のイメージを超えたものになりそうな印象は、初回の打合せから感じていた。
30代の私からすると、父くらいの年齢のTERUAKI KANAI。茅ヶ崎のレジェンドサーファー。背骨の通ったその後ろ姿に、こちらも自然と背筋が伸びる。着古したウェットスーツを見せると、サーフィンの癖がそのままウェットスーツに現れているという。腰の肉離れをきっかけにおこるぎっくり腰が癖になり、それをカバーしようとしていること。テイクオフの膝の動き、などのいくつかの指摘がある。そのウェットスーツは修理し、まだ着ることにした。數十分のカウンセリングの後、数分間採寸をして一緒に波乗りをする。
数週間後、デザイン画と共に説明がある。
1.あえて伸縮性の弱い生地を使うことで締め付け感を出し、サポーター的な要素を持たせる
2.キネシオテーピングと同じように下半身のライン生地取りを1本で行い、腰と膝の故障をカバー
3.この構造を採用することで膝パットが不要に
4.体の硬さを考慮し、流行りのファスナー無しデザインではなく、あえてバックジッパーを採用
次の訪問時に、型紙を元に微調整をおこなう。
1.テーピング位置―ラインの修正(自分でテーピングする感覚に合う程よい位置への調整)
2.生地の伸び率を考慮し、全体的にタイト目に
3.生地の色、ステッチの色などの指定
数日後、初めてのフルオーダーウェットスーツが完成する。身体に響く究極のフィット感。今まで当たり前にあった着脱のストレスや気になる腰の浮きはなく、何より抜きん出たデザインに心躍る。新しいウエットスーツを手にした喜びと共に、TERUAKI KANAIという新しい波乗りの先輩との出会いに感謝する。